ネットで取り上げられていたので早速突撃してきました。
日本橋にある『ちよ松』さんです。
昼時に行ってみると、既に長蛇の列。
やっぱりネットの宣伝力は半端ないですね。
というか、人が並んでるのに回転が悪いみたいです。
お肉が分厚いカツという話なので調理に時間がかかるのかな？
と思っていましたが、どうやら肉は先に焼いていて、
火を通す下ごしらえが済んでいるようですが、
カツにするためには分厚い肉を揚げるので、時間がかかるようですね。
というわけで、一時間ほど待ってありつきました
上のかつ丼（5センチ焼きかつ丼 国産豚肉350g）です。
ほう、これはなかなかの分厚さですね。
低温調理だけあって、肉質は柔らかです。
先に焼いてあるので余計な脂もおちて、厚さのわりに食べやすい印象。
肉の甘み+味付けの甘みもあるのか、かなり甘いです。
トンカツにするときに、胡椒を表面にふっているようですが、
分厚いから表面だけしか胡椒が利いていません。
う～ん、分厚いのも考え物ですね。
工夫としては、ご飯に麦が入っているようですね。
かつ丼としてご飯側に歯ごたえがあるのは悪くないと思います。
それで、このお店は元九重部屋の関取の方がやっているそうで
なかなかのボリュームです。
（九重部屋だから「ちよ」って「千代」なんですね）
大食いメニューという扱いではなさそうですが、
肉が大きいので、小食の人は要注意です。
食べきれないかもしれません。
当然、肉が大きいので、後半は味に飽きて来るんですよねぇ。
上記の通り、肉質は悪くないと思うのですが
玉子丼の上にカツが乗っているだけなので、
かつ丼としての調和ないように感じました。
揚げの技術や丼の味つけとしては、ちょっと物足りない気も。
個人的にはフライヤーの油の管理がちょっと気になりました。
焦げた臭いがずっとしていたんです。
まぁ、あれだけ行列ができてて、ずっと作り続けているので
ある程度は、仕方がないのかもしれませんが。
そんなこんなを総合しても、
これだけ分厚いカツを出すお店はそうそうないので
分厚いカツを食べたい時には、良いお店かもしれません。
