食べ歩き10/08

先日、正統派冷やし中華を食べた『楽家となり』さんですが
今日行くと、さすがに夏も終わり冷やし中華はなかったですね。
代わりに食べたのが中華そば定食です。

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淀屋橋 『楽家となり』 中華そば定食

一口目は味が薄いと感じましたが、これは和出汁ベース。
味の濃さではなく、風味と旨味で勝負ですね。
ラーメン独特のコクはないですが
中華そば麺版の蕎麦みたいな味。
まぁ、メニューに蕎麦があるお店、というか蕎麦屋だしね。

申し訳程度のラーメン要素である叉焼が入っていますが
むしろいらない気がします。
もっと蕎麦に寄せていいと感じました。

こうしてみると中華そばって日本料理なんだなって思います。

中華そば定食で、そばに卵かけご飯が付いてくるがハイセンス。

 


さてさて、夕食も食べ歩きます。
店は知ってるけど入るのは初めてのお店。
難波に古くからある『一芳亭』さんで豚天定食です。

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難波 『一芳亭』 豚天定食

焼売で有名なお店なので、焼売が食べられた何でも良かったのですが
なんとなくで豚天を選択。

焼売は予想より柔らかいですね、もっちりしています。
551より豚臭くない、上品な味です。
酢醤油と辛子で食べたけど、酢醤油の方が合ってるかな。
店内に置いてある辛子があまり辛くないのが減点。

スープがよくある玉子スープでないのは好感が持てますね。
ショウガと豚のスープかな。なかなか美味しいです。

豚天はロースを小さくカットしている感じ。
やっぱ豚の匂いは薄い、上品な味ですね。

総合的評価は難しいですね。
このお店はやはり焼売が名物なのですが
焼売的にいうと、肉汁のたっぷり感なら小篭包とかの方が上だし
旨味としては551の焼売の脂感と比べてしまう。
ミナミで焼売となると、どうしても551と比べてしまうのは仕方がないのかなぁ。
551より柔らかくて、雑味が少ないけど、
豚臭さってデメリットでもありメリットでもある。

匂いの薄い豚が正解なのかどうなのか、
人の好みによるのかなぁ……。