先日、正統派冷やし中華を食べた『楽家となり』さんですが
今日行くと、さすがに夏も終わり冷やし中華はなかったですね。
代わりに食べたのが中華そば定食です。
一口目は味が薄いと感じましたが、これは和出汁ベース。
味の濃さではなく、風味と旨味で勝負ですね。
ラーメン独特のコクはないですが
中華そば麺版の蕎麦みたいな味。
まぁ、メニューに蕎麦があるお店、というか蕎麦屋だしね。
申し訳程度のラーメン要素である叉焼が入っていますが
むしろいらない気がします。
もっと蕎麦に寄せていいと感じました。
こうしてみると中華そばって日本料理なんだなって思います。
中華そば定食で、そばに卵かけご飯が付いてくるがハイセンス。
さてさて、夕食も食べ歩きます。
店は知ってるけど入るのは初めてのお店。
難波に古くからある『一芳亭』さんで豚天定食です。
焼売で有名なお店なので、焼売が食べられた何でも良かったのですが
なんとなくで豚天を選択。
焼売は予想より柔らかいですね、もっちりしています。
551より豚臭くない、上品な味です。
酢醤油と辛子で食べたけど、酢醤油の方が合ってるかな。
店内に置いてある辛子があまり辛くないのが減点。
スープがよくある玉子スープでないのは好感が持てますね。
ショウガと豚のスープかな。なかなか美味しいです。
豚天はロースを小さくカットしている感じ。
やっぱ豚の匂いは薄い、上品な味ですね。
総合的評価は難しいですね。
このお店はやはり焼売が名物なのですが
焼売的にいうと、肉汁のたっぷり感なら小篭包とかの方が上だし
旨味としては551の焼売の脂感と比べてしまう。
ミナミで焼売となると、どうしても551と比べてしまうのは仕方がないのかなぁ。
551より柔らかくて、雑味が少ないけど、
豚臭さってデメリットでもありメリットでもある。
匂いの薄い豚が正解なのかどうなのか、
人の好みによるのかなぁ……。