今日の食べ歩きはコンセプトものです。
「インデアンカレーのピラフは本物なのだろうか?」の検証です。
というのも、世にはピラフと炒飯の区別が付いていない人が多いですが
そもそもの発祥や調理法を考えると完全に別物です。
ピラフ:トルコ料理。お米を出汁や香辛料で煮込んだもの。
仕上げに汁は残らない程度に水気は飛ばす。炊き込みご飯の一種。
バターを用いることが多い。
炒飯:中華料理。炊いたお米を油で炒め、味付けしたもの
調理油でご飯をパラパラに仕上げる。
というところで、さて
関西の美味しいカレーランキング殿堂入りの『インデアンカレー』さんですが
店舗によって、カレースパゲティ、ハヤシライス、ピラフが
あったりするんですよね。
特にピラフをやっている店舗は少ないので、知る人ぞ知るレベル。
食べたことがある人も少ないはず。
そんなピラフが、本物のピラフか気になったので食べに参りました。
御託はいい。実食です。
はい、給仕される前に結論は出ました。
企画倒れもいいところです。
カレーはカウンター側の鍋にありますが、ピラフは奥の調理場での調理でした。
しかし、しっかり調理音は聞こえてきましたよ。
中華鍋にお玉の音がね! これ炒飯だ!!
で、お味はというと、はい。炒飯です。
下手な中華料理屋より中華しています。普通に炒飯です。
で、結局なんでカレー屋が店舗限定で炒飯作ってんだよ……。