新作チェック0917

松屋』さんで幟が立っていたので食べてみました。

松屋』魯肉飯

ん? これ、魯肉飯?
豚の角煮丼では?

と思ったんですが、
帰ってからネットで調べたら衝撃の事実が
台湾の北部と南部で魯肉飯は別物なんですね。

私の知っている魯肉飯は北部の方で
この松屋の魯肉飯は南部の魯肉飯の様です。
恥ずかしながら知りませんでした。
一つ勉強になりましたね。

とはいえ、この料理はどう考えても豚の角煮丼でしょ。
いや、タレが魯肉飯の味っぽくないし。

食べ歩き0916

新たなる麻婆情報を得て、我らが探検隊は福島駅の奥地へと足を踏み入れた。

というわけで、大阪は福島駅の麻婆調査です。
『中国菜 オイル』さんを始め、麻婆激戦区の福島ですが
まだ知らぬ未知なる麻婆があるのでしょうか?

訪れたのは新福島駅寄りにある『N山総本家 N山大介』さんです。

バーっぽいカウンターのお店ですね。
分類は、麻婆豆腐バルだそうです。
路地を入ったところで結構わかりづらい立地かもしれません。

まず頂いたのは天使海老のマンゴーマネーズです。

福島『N山大介』天使海老のマンゴーマヨネーズ

天使海老というのは、パラダイスプロンと呼ばれている海老ですね。
ニューカレドニアで養殖されている海老らしいですが
品質が高くて比較的高級な食材と聞いています。

食べて見ると、身が柔らかくて、海老臭さが少ないですね。
ほんわり海老の風味が口の中に広がります。

マンゴーソースは、そんなにマンゴー感は強くなく
マヨネーズソースのアレンジといった具合ですね。
でも、マヨネーズの酸味がほとんどなく、マンゴーの甘みが強く感じられます。

私としてはなかなか美味しい一品に感じましたが
酒飲みの方には、ちょっと甘すぎる気がしますね。


さて、本命の麻婆豆腐です。

福島『N山大介』麻婆豆腐

なんじゃこりゃ!

燃えとる。燃えとるよ!

フランベ何でしょうか?
でも、アルコール(?)をかけるときは鍋の蓋を閉じて、
炎は外で燃えています。
フランベで酒の風味を付けている訳ではなさそうですね。
だったら何でも燃やしているの!?

いや、見た目には面白いんですが、見た目だけ?

調理の熱源かと考えると、鍋の外側だと熱が上に逃げてしまうし
やっぱり演出かなぁ……。

まぁ、それはともかく実食です。

福島『N山大介』麻婆豆腐2

辣油が、すごくサラサラしてる気がしますね。
癖のない油な気がします。自家製辣油でしょうかね?

それでいて、挽肉の旨みがすごいです。
辛さはそれほどでもないのに、、ちゃんと辛い。
でも、邪魔にならない辛さで、辛くない。いや辛い。

ネギも、ネギの風味は感じるのに、嫌なネギの辛さがない。
全体として、美味しさを抽出して詰め込んだような麻婆ですね。

これは、なんかすごいぞ。
こんな、麻婆豆腐初めて食べたかも。
辛いのにめっちゃ食べやすいです。


そして〆は酸辣湯麺です。

福島『N山大介』酸辣湯麺

単なる酸辣湯ではなく、トマトの入ってるスープですね。
このトマトが効いています。

スープの風味、トマトの風味、パクチーの風味がそれぞれあって、
躍動感があるというか、メリハリがあるというか
それぞれの味が邪魔せず共存しています。

酸味は控えめで旨みと辛みがえるのに、
これらの風味が色々感じられて、これもまた興味深い逸品。

コレは絶対パクチーがいりますね。
パクチーが、完成度を上げていると思います。


今回の『N山大介』さんは新規開拓のお店ですが、
是非ともリピートしたいレベルのお店でした。

新作チェック0915

先日も申していた『セブンイレブン』さんの「関西グルメ巡り」フェアの
「大阪」をチェックします。
旧ヤム邸監修スパイスキーマカレーです。

セブンイレブン』旧ヤム邸監修スパイスキーマカレー

なんと、旧ヤム邸のカレーがコンビニで食べられる!!
と飛びつきました(笑)

しかしながら、
コンビニ弁当にしては頑張っている方だと思うけど、
やっぱり作ってから時間が立っているからか
スパイスの風味が弱く感じますね。

あと、これはわざとだと思うけど、コンビニ弁当にするにあたって
液漏れを防ぐために水っ気を飛ばしてる。
なので、食べててパサつきを感じてしまいます。

やっぱりスパイスの香りを引き出すオイル感がないというのは
味が一段落ちると思いますね。

つまりは、旧ヤム邸のカレーを食べたければ
旧ヤム邸に行くしかない、ということかなぁ。

それと、ご飯がラグビーボールに盛り付けてあって、カレーと混ざらないように
カップが入ってあるんですけど、これが取りづらい。

ご飯がカップの内側にひっついてるし、そのご飯を剥がすのも一手間。

スパイスカレーなんだから、混ざってもいいじゃない。
という境地に至れてないセブンイレブンさんの
スパイスカレーの理解度が見え隠れした気がします。

食べ歩き福島編0914

セブンイレブン』さんが「関西グルメ巡り」なるフェアを
やっているみたいですね。
とりあえず「神戸」枠である、ぼっかけそばめしのおにぎりを頂きました。

セブンイレブンぼっかけそばめし

ふむ、これはなかなか。
再現度はよくわかりませんが
スパイシーな濃いめのソースおにぎりで
結構いけますね。

味は濃いめですが、塩っ気ではなくソースが濃いので
気にせず食べられます。

ちょっとソースでベタベタして袋とかが触りにくいのが
気になりますが、お手拭きがあって落ち着いて食べたら
まぁ、問題にはなりませんね。

再現度に関しては、
私は残念ながら本場神戸でそばめしを食べたことがないので
さっぱりわかりません。

神戸まで行って、そばめしを食べようという意欲が湧かないんですよね……。

セブンイレブン』さんの「関西グルメ巡り」に関しては
まだ気になる商品があったので、後日追加レポをしたいと思います。


さて、ついでに『セブンイレブン』さんで気になったパンを買ってみました。
さつまいも・栗・カボチャクリーム3色パンです。

セブンイレブン』さつまいも・栗・カボチャクリーム3色パン

三色パンって言ったら、
あん、カスタードクリーム、チョコクリームとかですよね。
このパンは、全部クリームで秋の味覚である
さつまいも、栗、カボチャを全部入れたスイーツ系パンですね。

これはコンセプトが良いですね。
秋の甘い系クリームを全部楽しめるし
言ってしまうと、クリームの味の方向性が同じなので
混ざったりしても、全然OK、食感に落ち着きがあるというか
ゲテモノ感はないですね。

それぞれのクリーム風味の違いを楽しむという意味で
なかなか興味深い一品でした。
秋の定番商品でも良いのではないかと思います。


そんな『セブンイレブン』さんに対抗させるべく
『ローソン』さんからも一品選んでみました。
スパイシーソースの旨辛ハンバーガーです。

『ローソン』スパイシーソースの旨辛ハンバーガ

これは、昔からコンビニにある100円台の安物バーガーの
スパイシーソースアレンジですね。

思ったよりも良いアレンジだと思います。
適度に辛くて、食べやすい。
もともとパテとかが上等ではないので
ソースで上手く誤魔化せている感があります。(誉めてます)

小腹が空いたときとかに、一個ペロりと食べてしまえる感じがしますね。



さてさて、時は夕刻やっとたどり着きました。
前々から郡山でチェックはしていたんですが、
なかなか行く機会がなかったお店。
「四川名菜 天心」さんです。

郡山『四川名菜 天心』

陳健一のお弟子さんのお店ということで期待大ですね。

初っぱなに頂くのはもちろんこれ
陳麻婆豆腐定食です。

郡山『四川名菜 天心』麻婆豆腐定食

郡山『四川名菜 天心』麻婆豆腐

定食は、ザーサイ、ご飯、スープ、杏仁豆腐とシンプル。
主役が麻婆を食べさせるだけの定食って感じ、わかってますね。

そして、麻婆のお味は
辛さがガツンとくる!!

いやー辛い。辛いけど旨い!
かっ込みたいのに辛いから休み休み、でも旨いんです。
食べるのをやめようとは思わない味がここにあるんです!!

これはちょっと、マジモンの陳麻婆じゃないですか。
こんなん、ご飯がないと食べられないけど、ご飯が進む、進む。

始めに給仕されたとき、土鍋で出てきたのに煮えたぎってないのが
ちょっと不安でしたが、全然問題ないですね。

ちゃんと熱々だし、土鍋の保温力がちゃんと仕事してる。

辣油の海に麻婆が浮いてるのは、むせ芸が出来る辛さ。
辛いのに食べられる辛さの限界を見極めたような職人芸と感じました。

玉子スープはかなり甘めだけど、麻婆の箸休めになるのでこれもありかな。

いやはや、これは郡山にしてここまでの麻婆に出会えるとは
恐れ入りました。

麻婆だけじゃあれなんで、餃子も調査です。

郡山『四川名菜 天心』焼き餃子


餃子は、カリッと焼き上げた皮のパリパリ感と
あんの肉汁もちょうどいい具合。
口にいれると、旨味のある肉汁がにじみ出してくる。
餃子もなかなかのレベルです。

ただ、麻婆豆腐が、辛いのでゆっくり食べていたら
餃子の皮がふやけてきたんですよね。
この餃子の魅力は皮のパリパリ感にあるのだと再認識。
まぁ熱いうちに食えってことでしょうかね。

そして、定食のデザート、杏仁豆腐も
ゼラチン感のない、ホンモノです。

総合的に、特別優秀というより、減点が少ない系の味だと感じました。
それでいて、多分郡山周辺の中華の中でトップレベルの味だと。

ただただ、一番気になるのは、立地かなぁ。

駅から遠いから、車がないと行けないし
それでいて表通りから見えないから、
何処にあるか把握している人しか辿り着かない立地。

店の横までたどり着ければ、駐車場は広いんですけど
車道から路地に入るとこに、「営業中」って看板がなかったら
あんな路地に絶対入らないでしょ!

郡山に来たらリピートは確定だけど
場所が行きづらいなぁ……。

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食べ歩き福島編0913

今日も今日とて、郡山でランチを探します。

郡山駅ビル内にあって、店の前は以前から通っていたんですけど
観光客向けっぽく感じていたので入らなかったお店
『食と地酒 もりっしゅ』さんに突撃しました。
店名は「森酒」ということみたいですね。

お酒に力を入れているみたいで
店内には地酒を含め日本酒がたくさん置いてありました。

郡山駅『食と地酒 もりっしゅ』

さて、頂いたのは只見ジンギスカンです。

郡山駅『食と地酒 もりっしゅ』只見ジンギスカン

全然知らなかったのですが、
只見にはダム建設の作業員が食べてた羊肉文化があったそうです。
これは、北海道で本場のジンギスカンを食べてる私への挑戦と見ました。
というわけで、実食です。

う~ん、まぁ普通というか普通ですね。
食べやすいようになのか、羊はそんなに臭くないです。
弾力のある肉質なんだけど、強火で焼きすぎてちょっと固い。

ジンギスカンは鉄板ってイメージがあるけど
直火だと焦げて臭いが強調されないようするのと、
独特の盛り上がりのある兜型鉄板の斜面で余分な油を落とすため、
と私は認識しています。

なので、普通の鉄板はあんまり意味がないというか、
熱々に熱した鉄板に出た脂に漬かった状態の焼きだと、
揚げに近くなり、焼きすぎになるのではないでしょうか。

盛り上がりのある兜型鉄板は、
下部に野菜を入れますし、火から距離が遠くなるので、
兜のトップの温度は多少低くなると思うんですよね。

あと、先週も感じましたけど、郡山で食べる玉葱の旨みが少ないです。
やっぱりこの地方の玉葱ってあんまり美味しくないのかな?
(各お店の仕入れ先が、どこかは知らないですけど)

ジンギスカンは肉と玉葱を同じ鉄板で焼いて旨みを出すのに、
玉葱自体の旨みが弱いとちょっと残念。

あと私個人の好みだと、
かかってるタレは、ちょっと塩っ気がありすぎました。

まぁ、元々肉体労働者向けの料理が発祥とのことなので、
味付けがそんな方向性でも仕方が無いのかな。

そして、一番気になったのが価格帯ですかねぇ。
やっぱりこのお店、新幹線駅の駅ビルにあって、観光客向けなんですよね。
メニュー全般価格が高めの設定のようです。

個人的には羊肉ならあと200円は下げて欲しいなぁ。
肉の量もそんなに多くなかったし。

ちなみに、何かのフェアだそうで
地酒の試飲を進められました。
ランチなので断りました。夜だったら頂いていたでしょうね。

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さて、夜は先日も入った郡山駅近くの南欧料理のお店
『ラ・メゾン・アンソレイユターブル』さんにリトライです。

前回はプレート料理を頂きましたが
今回はスタンダードなパスタとタルトを頂いて
このお店の真価を見させてもらおうという算段です。

郡山『ラ・メゾン・アンソレイユターブル』グリルチキンと水牛のモッツァレラのトマトソースパスタ

まずはグリルチキンと水牛のモッツァレラのトマトソースパスタですね。

う~ん、なかなか判断に悩むパスタの味です。
ソースに入っているトマトはフルーツトマトで、
いわゆる本場のトマトではないんです。
ということは、日本アレンジのパスタですよねぇ。

一番に気になったのはモッツァレラがガムみたいに固いことです。
これって、冷蔵庫に長らく入っていたからですかね。
モッツァレラ本来の美味しさを全然感じませんでした。

そしてチキンも固いんだけど、地鶏ってこと?
弾力があるんだけど、パスタとしての一体感を考えると、
なんかちょっと違う気がします。

う~ん、これが狙って作ったバランスなのか否かが分からないなぁ。
トマトも、フルーツ感の強いトマトだし、
モッツァレラもチキンも独特の香りはする。
う~ん、評価が悩ましいなぁ。

そして、食後のデザートはフルーツのタルトです。
カフェラテと一緒に頂きます。

郡山『ラ・メゾン・アンソレイユターブル』フルーツタルト

郡山『ラ・メゾン・アンソレイユターブル』カフェラテ

フルーツタルトの皿のデコレーションは
ストロベリーソースとハチミツですかね。
フルーツにはコーティングしてないです。フルーツがそのまま乗ってます。

タルトとしては、素朴な味系かな。
旬を外れてるんだろうけど、ちょっとフルーツにフルーツ感が
不足していた気がします。

カフェラテはちょっと苦みが勝ってるかなぁ。

前回に続いての追加調査だったけど、総合的に実力はぼちぼちかなぁ。

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新作チェック0912

スターバックス』さんの秋の新作をまだまだチェックです。
今日はマロンパウンドケーキを頂きました。

スターバックス』マロンパウンドケーキ

断面に見えている栗だけじゃなくて、
生地からねっとりしたマロン感を感じられますね。
表面のマロンクリームは栗金時に近いです。

モンブランではないので、
マロンクリームの香りとか、ざらつきとか、そういう評価軸がないんですよね。
だから、これはこれでよし。
結果手にかなり高レベルにまとまったスイーツに感じられます。

良くも悪くも重たいパウンドケーキに
ねっとり重たくても評価されるマロン属性を与えるのは
ある種の好手と言わざるを得ない気がします。

根本的に「ねっとり甘いマロン」だけで勝ち組では?

新作チェック0909

実は「月見バーガー」系があまり好きではありません。

食べないことはないんですが、
目玉焼きがバーガーの美味しさに直結しているように感じないことと、
以前食べたときに目玉焼きに卵の殻が混入していて
ジャリジャリしたものを食べさせられた記憶があって
なんとなく避けています。

とはいえ、
秋口のこの季節、新作が出たのなら食べなくてはなりませんな。
マクドナルド』さんで、こく旨すき焼き月見です。

マクドナルド』 こく旨すき焼き月見の包装

マクドナルド』こく旨すき焼き月見

う~ん。何がこく旨なのか、よくわからないなぁ。

一番感じる味がベーコンで、塩っ気も強いです。
確かにすき焼きソースは入ってるんですけどベーコンなのである。

ベーコンがないところを食べると、
やっと甘い醤油のソースを感じることが出来るレベル。

あと、チェダーチーズのソースが入ってるんだけど、これもベーコンに押されてる。


これは他の味に勝つほどの味を持ってるベーコンを褒めるべきなのか……。