食べ歩き愛媛編02/02

今日は松山駅にある『カレーショップ デリー』の実食です。

松山駅『カレーショップ デリー』

立地や店構え、店名に至るまで趣を感じますね。
駅に併設されているカウンター席のみのレトロなカレー屋って
あたりが、ぐっときます。

頂きましたのは、
デリー風セイロンカツカレーです。

松山駅『カレーショップ デリー』デリー風セイロンカツカレー

提供された瞬間、千日前の『自由軒』さんのマダムの顔が
脳裏を過りましたよ。

いわゆる、混ぜカレーの一種ですね。

正直、なんと表現したらいいのか
私の語彙が足りなさすぎるのです。
60年ぐらいの時間がストップしたようなノスタルジー

カレーのベースはこのお店のスタンダードなビーフカレー
だと思うのですが、辛さがないんですよね。
これはカレーなのか……。

いや、そもそもの欧風カレーも日本で食べられ始めたときは
そんなにスパイシーじゃなかったと聞きますし
これが正統派の源流なのかも。

メニューにも書いてあった「おじやカレー」という表現は
実に正しいように思います
いや、「カレー風おじや」じゃない?
いやいや、スパイスを全然感じないので「おじや」そのものか。

辛くないのに、玉子も落としてあるあたりが
さらにおじやっぽさが増しています。

乗っているカツの感じは、昔ながらの関西系で、
薄めの肉をカラッと揚げてあります。

たぶん誰も突っ込まないから、あえて言うと
そもそもセイロンカレーとは何なのか……。

スリランカにこの料理は絶対ないよね?

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