行き行きて
伽藍が並ぶ
長崎屋
藤丸に続き長崎屋まで、帯広から無くなってしまいました。
もうどうしたらいいんでしょうか?
イオンに行けってことでしょうか?
あまりの悲しさに、ランチを探す気力もなく
帯広駅前にある『Ncafe_LoCoTABLE』に泣きつきました。
道産食材のジューシーハンバーグです。
ハンバーグに臭みは感じないですね。
切っても、必要以上に脂が出てこない。
これは良いですね。
変な合い挽きのハンバーグより断然好みです。
ソースが赤ワイン系なんだけと、こちらは賛否が分かれそう。
酸味がきついとかじゃないんだけど、
ちょっと雑味がある気がしました。
同様にハンバーグの焼きも、表面に焦げがあるのは気になりますね。
これらを風味と取るか、雑味と取るか、
で評価が変わりそうな一品でした。
個人的は低温調理でふっくら焼き上げて、
山わさびソースで頂きたく思ったハンバーグでした。
はい、このままコーヒーブレイクも帯広駅前で済ませます。
帯広エスタにある『THREE STANDARD COFFEE』で
社長のティラミスです。
う~ん。こういうカフェの中では
頑張ってるティラミスだと感じますね。
ちゃんとマスカポーネ使ってます。
ただ、製品管理がちょっと。
表面が常温なのに、中身が凍ってる。
まぁ、コーヒーショップですから
凍らせて保存しているのはいいとして
ちゃんとした解凍をしてくれたらなぁ。
あと、社長のティラミスっていうメニュー名は
どういう由来なんでしょうね?
社長が開発したメニューってことでしょうか?
う~ん、謎です。
さて本日の〆は
珍しく、帯広名物の北の屋台に行って参りました。
入ったお店は『餃子バル 行雲(ゆくも)』さんです。
駆けつけにとりあえずビールのマスターズドリームを頂きました。
泡のキメは細かいですね。ちょっと苦めのビール。
日本的ラガーって感じがします。
お通しは、茄子とズッキーニの煮凝りですかね。
煮こごりの味は砂糖醤油の味付けでした。
う~ん、つまみにならない事はないけど
ちょっと酒のあてにしては味気なく感じました。
そして
まずは「店名を冠している餃子から」と思ったのですが
メニューに普通の餃子がないぞ(笑)
いえ、餃子メニューはたくさんあるのですが
変わり種餃子ばかりで、餃子を食べ来た人には
なんか違うお店っぽいです。
仕方が無いので、豚キムチ餃子を注文しました。
う~ん、たぶん一見、単なる豚キムチに見えて
すごく拘ったメニューで、豚肉を厳選したものを使ってる気がします。
普通の豚とちょっと違う風味の豚肉なんですよね。
その違う風味が豚キムチにしたとき
キムチの匂いと喧嘩している気がしました。
これ、素直に単なる豚肉の餃子にしてくれたら
良かったんじゃ……。
大きさは一口餃子で、酒のあて感はあるんですが、う~ん。
お次は、牛すじと根菜の炊き合わせです。
これは色からしても完全に煮過ぎですね。
関西風の出汁で煮込むなら大丈夫ですが
関東風で煮詰めている感じで、本当に味が濃すぎになっていました。
折角帯広で、良い牛と野菜があるんだから
もっと素材を活かして欲しいなぁ。
そして、最後はマスターの珍味盛りです。
説明がなかったのでこの三種の珍味の内容は確定出来ませんでしたが
味で判別すると
ポテトサラダに烏賊の塩辛が乗っているのと
切り干し大根と椎茸の煮物と
牡蠣と昆布の甘露煮かな?
う~ん、でも切り干し大根と椎茸では普通珍味って言わないよなぁ
じゃぁ、これ切り干し大根じゃないのか?
う~ん、私の舌では何かわからないぞ(笑)
そして、珍味に合いそうな日本酒として
帯広畜産大学産の碧雲をいただきました。
大学内に酒蔵があるのは、先日確認済みです!
このお酒はフルーテイな香りですね。
若干甘口だけど、キレもあるかな。
なんとなく、獺祭系を目指した日本酒っぽく感じました。
ただ、甘口なので塩辛には合わなかったかな。
煮物とかに合いそうな気がしました。
この碧雲、私の好みから言うと
日本酒としては悪くないと思いますね。
普段行かない屋台で、いつもと違う雰囲気を堪能いたしました。