さて、本日は知り合いからの調査依頼があったお店です。
肥後橋にある『Bullet』さんです。
麻婆豆腐が美味しいお店と聞いていましたが
今日のランチは酢豚のようです。
人気店のようですが、今日は年末なので
行列が少なめ、三人しか並んでいませんでした。
普段はもう少し並んでいるようです。
さて、それではランチを頂きます。
前菜はローストチキン、ミニトマトを茹で皮剥き、
白子、フォワグラ、じゃこなどを辣油系のドレッシングをかけたものですね。
この辣油ドレッシングはそれほど辛くなくて、
オリーブ油をサラダにかける的な使い方です。
すこし山椒の風味がするのが特徴でしょうか。
ミニトマトがむちゃくちゃ甘くて瑞々しかったです。
この前菜は素直に旨いですよ。
なんか高級食材が少しずつ入っているのですが
味のバランスが崩れることもなく、食べ進められるのがすごいですね。
お次はスープです。
スープには全くコシのない麺が入っていました。
これは中国系の麺かな？
うどんや素麺とは口当たりが違いますね。
スープ自体の味は、まろやかで田舎煮みたいなほっこりする味ですね。
他の料理の味が濃いので、このまろやかなスープは
箸休めに最適です。
そしてメインの和三盆スブタです。
酢がきつすぎることなく、肉の揚げは絶妙。
肉が硬くなりすぎる前に揚げを止めてるのに、
香ばしい歯触りを残しています。
この揚げの技術は素晴らしいですね。
全体として香辛料が見え隠れしているんですが。
前面的に香辛料が出てきているという感じでもなく、
レベルの高い香辛料の使い方かと思います。
このバランス感覚は、なかなか高度なのではないでしょうか。
昨今の物価値上がりを考慮しても、
ランチ1700円は高い気もしますが、
原材料から拘ってる感じがするので、
ある種妥当な値段なのかもしれないです。
これは麻婆豆腐が食べて見たいお店ですね。
はい。お昼は良い物を食べましたので
夜はちょっと抑えて行きます。
心斎橋に開店しました『鶴丸饂飩本舗』さんです。
『つるまるうどん』さんはあちこちにありますが
漢字の鶴丸饂飩は初めて入ります。
確か、漢字は店内で麺を打っているシステムのはずです。
頂いたのは、あんかけ明太肉うどんです。
甘い！
あんかけが甘いのに加えて肉が甘い！
まぁ、関西ですし、うどんの肉が甘いのは想定済みだったのですが、
全体としてかなりの甘さになってます。
それを明太子の辛さがアクセントになるというコンセプトと思いますが、
この甘さはピーキーにすぎる。
あと、麺は漢字の鶴丸の実力がよくわからなかったですね。
ひらがなと大差ないように感じてしまいました。
私の舌が鈍いだけでしょうかね？
