食べ歩き0828

今日は移動日です。
久しぶりに関西空港に来てみたら
あちこち改造工事をしていてお店が閉まりまくっています。

そんな中、営業してくれていた『神座』さんに駆け込みました。
頂いたのは、おいしいラーメンとそぼろ丼です。

『神座』おいしいラーメン

『神座』そぼろ丼

おいしいラーメンの安定感は異常(笑)

澄んだ深みのあるスープに野菜の旨みが溶け出して、
まさに中華そばって感じがいいですね。

それに対して、そぼろ丼は味が薄く、鶏挽肉そのものの味なんだけど、
非常に淡泊でした。
温泉卵を落としてあるんですが、温泉卵の柔らかさにそぼろが混じると、
そぼろの固さが強調されちゃうんですよね。

ラーメンのお供と考えると、味が薄くてラーメンに負けています。
特に、おいしいラーメンのスープの旨みに、この淡泊なそぼろは合ってない。

だから、大抵のラーメンの丼ってチャーシュー丼とか味が濃いのね。
メインのラーメンの味を邪魔しない為に薄味なのかもしれないけど、
これはちょっとイマイチかなぁ。


はい、というわけで羽田空港トランジットです。

食事時にはちょっと早かったので、
空港内の売店で売っていたスイーツを頂きました。
『スイートオーケストラ』のスイーツ店が本気で作るあんぱんです。

『スイーツオーケストラ』スイーツ屋さんが本気で作ったあんぱんの包装

『スイーツオーケストラ』スイーツ屋さんが本気で作ったあんぱん

これはあんぱんというよりあんシューに近いのかなぁ。そんな食感です。

スイーツ店が作った、というより
パン屋じゃないのでふっくらパンが作れないから、
っていう雰囲気に感じてしまいます。

これは言い過ぎかもしれませんが、ちょっとあんぱんを舐めてる気がします。

そもそものあんぱん開発の経緯とか考えたら、
どれだけ「あん」に合うパンを用意するかが、あんぱんのポイントなのに、
それを捨ててる気がするんですよね。

あん自体も、羊羹かとの4層構造ってことだけど、
あん自体の味で勝負してない感があって逃げてるように思えたんです。

で、もっちりしたあんが伸びることも売りにしているみたいだけど
これが結構食べづらい。
求肥とかでボリュームを出すとかよくありますが
求肥よりも柔らかくて、温かいチーズみたいに伸びるので
このあんぱん、噛み切りにくいんですよねぇ。

写真を見ての通り、ぱっと見の外見も良いとは言えないし、
正直、これが「本気」なの? ってのが感想かなぁ。

う~ん、色々ともったいない気がする一品でした。
少なくとも、この挑戦的な「スイーツ店が本気で作るあんぱん」という商品名は
やめた方がいいんじゃないかなぁ。
自分でハードル上げてるだけな気がします。
素直に、「羊羹あんシュー」とかでいいのでは?


はい、というわけで移動先の北の大地に着きました。
残念ながら、飛行機の遅延で、飲み屋以外の飲食店が
閉っている時間になってしまいましたので、
いつもの『セイコーマート』さんにお世話になります。

頂きましたのはカツ丼です。

セイコーマート』カツ丼

これ系のセイコーマートさんのお弁当「HOT CHFEF」は
店内で作っているやつですよね。

そういう意味ではカツの衣の具合とか卵の柔らかさとかは
単なるコンビニ弁当よりは上って感じがしますね。

ただ、私の好みからすると、ちょっと味が濃すぎました。
一口目に「うわ、濃い!」ってなるけど、
咀嚼していると段々慣れてくる、
けど、また次の一口にいくと「うわ、濃い!」ってなる。
う~ん、あともうちょっとだけでも味を薄くしてくれるとうれしいかなぁ。

それと、乗っている緑の野菜はネギだと思うんですけど。
ネギの風味がなかったです。
なのに、卵の中のタマネギが辛い。
タマネギの旨みや甘みを出せてない気がしますね。
なんだか、カツと卵にばかり目が行ってる印象です。

そういえば、これは『セイコーマート』さんに限らない話ですが
北海道は野菜がおいしいんですけど、タマネギだけはそうでもないかも。

関西人は淡路島の甘いタマネギに慣れてるからかなぁ。
関東以北で美味しいタマネギに出会った覚えがないんですよ。
どれもこれも辛いばかりで旨味が薄いんですよねぇ。


はい、カツ丼で味が濃かったから
というわけでもない食後のスイーツです。

セイコーマート』北海道牛乳のカスタードシューの包装

セイコーマート』北海道牛乳のカスタードシュー


まぁ、もう何回も食べている『セイコーマート』さんの
北海道牛乳のカスタードシューですね。

意外にも、柔らかさというより甘み優先という味。
北海道系はクリーミーさ推しで脂っぽくなる傾向があるんですが
これは違います。ちゃんとスイーツしていると思います。